Facebook広告を使ってみた(検証)

最近巷で話題のFacebook、その広告がとても面白そうなので試してみました。
一言で言えば、「個人でも気軽に」「今は殆ど見ない表示回数保証(CPM)で」広告表示が出来る。

ということで、早速試してみました。
広告内容は、弊社でそろそろリリース予定の某iPhoneアプリのページ。まだリリース前なので、どっちかというと広く認知してほしいことが目的なので、今回はテストということもありCPM重視で掲出してみました。

ネット広告も10年ぐらい前はCPMが主流というか当然ということで、それこそアフィリエイトみたいな形でも同様なものが沢山広がっていました。しかしそれがクリック保証になって(A8.netさんあたりが最初はすごかったですよね)、という流れ。今ではGoogle Adwordsもそうですしクリック保証が主流です。

しかし、多くの人に認知してほしいということが目的であり、かつ予算を低予算で組まなければならない場合なんかは、表示回数保証が良いと思います。今回のテスト・ケースの場合、リリース前のアプリに対する認知が目的であり、直接的に売上には貢献できないものでもあるので、認知程度でもOKということで、CPMにしてみました。


画像はクリックで大きくなります。

んで、結論から言うと、Facebook広告のCPMはクリックがされにくい!
予想はしていたのですが、取り敢えず2日間試してみたところ、CTR(クリック数/表示回数)は、CPMで0.008%とかに対し、CPCで0.100%程度です。これはせいぜい2日間のデータなのでなんとも言えませんが。。。

広告の素材と審査については結構ゆるゆるな感じが正直あります。まず素材というかテキスト部分は、iPhoneやAppleといった、Googleさんなら引っかかりそうな単語でも平気でセーフでした。(ちなみに余談だけれどFacebookページ(旧:ファンページ)のページタイトルは全部大文字だとダメらしい。弊社会社名はここであえなく小文字にしました)で、広告のキーワード承認はだいたい6時間~8時間ぐらいかな、所要時間。昼間にされている感じがしました。(というか夜に設定しているからかな)

あとはPVとUUの数について。

だいたい20,000PVのうち2,000人がUUということらしい。広告の価格競争が殆どないと思われるので、20,000人に対しての掲出/2,000UUは単純に1日にログインするメンバーのアクティブユーザー率と考えてもよさそうな気が。。。そうするとやっぱり「日本はアカウントだけ持っててアクセスしない」というのが、リアルさを感じるな。Facebookがもっと就活で生かされるようになれば面白いのにな。

あとは、わかったことを以下に雑記しておきます。

  • 推奨価格(単価)があるが、表示回数保証は正直これの30%~50%程度でも全然問題なさそう。
  • 表示回数単価の最低設定価格は2円(1000表示)しかし設定しても全然表示されていないみたい。
  • クリック回数単価の最低設定価格は1円(1click)これも30円ぐらいにしないと表示されていない。
  • 就活生をターゲットにしてみたのだが、日本の大学生で12年卒はだいたい20,000人ぐらい。
  • 日本在住の大学生だけということにすると、50,000人ほど。なーるほど。。。
  • 請求はクレカ決済。なお、VISA/MASTER/JCB対応。JCBがありAMEXがないとか日本企業か笑
  • 何円単位で請求来るのかが全然わからない。(ちなみに今はテスト中なので超少額でテスト)

なお、広告出稿にはこちらのブログ等をヒントにした。
ソーシャル型広告の「Facebook広告」ってすごくね?
Facebook広告の利点――超低予算で、詳細なターゲット化のチャンス

>> 「Facebook広告を使ってみた2(検証・3日目)」


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  1. 2011年 2月 13日