鮎の独断と偏見で撰ぶクラシック名演奏集(1)

ショパン ワルツ 作品32-3 演奏:スタニスラフ・ブーニン 1985年ショパンピアノ国際コンクール 第2次予選第1曲目
Chopin Waltz Op.32-3 played by Bunin at Chopin International Piano Concert 1985
 

強弱のメリハリが印象強いブーニンの力演奏だが、この高速演奏はものすごく速い。
一般的には2分ちょっとかかるような曲だが、冒頭からのあのリズムが本当に崩れないまま。なんと素晴らしい事か。

ちなみに動画後半にもある通り、英雄ポロネーズはこの直後。本当はこの間って曲間なので拍手はないのだが、あまりの美しさに会場が拍手で包まれたという伝説らしい。確かに普通このタイミングって拍手しないよな。。。

ブーニンの場合は、一音の強弱アクセントというよりは、音の流れそのものに強さ弱さがあるから、こうやって高速演奏とかされちゃうと余計にインパクトが大きい。

しかしいつみても19歳には見えない。


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