IS03が好調な件について

東京に帰ってきました。この街は物価が高いと心底思うようになりました。

下記記事は、今日付けのITMedia発記事。正直言って、IS03のセールスにレディ・ガガの強さが本領発揮された件についてはやはり否めないのだと思う。ただ、先駆者だけでなく追随者たる20歳~30歳の女性なんかが本格的に参入してきたという点で、スマートフォン(正確にはandroid端末と言っておこう)の普及促進に大きな一歩を与えた契機であることは間違いないだろう。

ここ最近、友人と「iPhoneがandroidに抜かれる日」の予測をしている。去年後半なんかは、僕は「2013年」論者であった。然しながら、本当に様々な機種が一気にリリースされたこの数か月の動きを見ていると、どうしてももうちょっと早い段階なのではないか、という心配もしてきている。2012年の夏(即ちiPhone 5 の上位機種リリース前)には、もはや逆転し、iPhone 5+ ?のリリースにはだれも目を向けなくなってしまうというような、そういう流れになるのではないだろうか、という予測だ。

日本人の気質的に、様々な機能(Felicaでもいいし、高機能カメラでもいいし)が搭載された「全部盛」携帯電話に対する需要は、やはり大きい。昨日も井の頭線で、向かいにいた女子高生が話していたが、何の機能があって、カメラの画素数がいくつかは、スペック的に最も重要であるような話をしていた。(というか、携帯電話の比較において、機能的な部分ばかり話していた)そういう意味では、iPhoneに限界があるのは正直否めないだろう。その先にあるものはなんなんだろうか。ちなみにこれまでの携帯電話が殆どシャープ製だったので、当然そこに期待するところである。

IS03「たいへん好調」 3割が女性、Skypeダウンロードも3割

 KDDIの田中孝司社長は1月24日に開いた10~12月期の決算会見で、スマートフォンの好調ぶりをアピールした。10月に発売したIS03が「たいへん好調」(田中社長)で、同期のスマートフォン販売台数は39万台に。2011年3月期通期では100万台を超える見通しだ。

【拡大画像や他の決算資料】

 IS03は、シャープが開発したスマートフォン。おサイフケータイやワンセグ視聴など日本独自の機能を備え、1台持ちにこだわった端末で、レディ・ガガさんを起用したテレビCMなどで猛アピールしてきた。

 ユーザーは、既存auユーザーの機種変更が92%、残りの8%が新規という。機種変更中心となったのは、予約殺到で「弾切れが起きた」ため。「新規の客にもう少しまわるほど在庫があれば、もっと新規獲得ができたと思う」と田中社長はみている。

 ユーザーは3割が女性だ。「新しいガジェットは男性の利用者が圧倒的に多いが、IS03は女性に支持いただいている」と田中社長は胸を張る。年齢別に見ると、購入者の3分の2が20~30代という。

 ユーザーの86%がスマートフォン向けパケット定額サービス「ISフラット」に加入。機種変更したユーザーの音声ARPU(加入者1人当たりの売上高)は減少しているが、パケットARPUは40%向上しており、「音声ARPU下落の影響を緩和している」。

 「禁断のアプリ」Skypeのダウンロード率は30%。鳴り物入りで登場した割に少ないようにも見えるが、「LISMO」に次ぐ2位の人気で、「内部の計画に比べると、結構ダウンロードされたという認識」だ。ブログやSNSなどのアカウントを一元管理できるアプリ「jibe」は、ユーザーの4分の1が会員登録しているという。

 期末に向け、高画質で防水に対応した「REGZA Phone IS04」(今春に発売予定)、コンパクトな「IS05」(同)、グローバルモデル「SIRIUS α IS06」(昨年12月に発売)も投入。ラインアップの拡大で、幅広い年齢層や女性ユーザー拡大を目指し、通期でスマートフォン販売100万台超えを見込む。【ITmedia】


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