ニコニコ動画のプレミアム会員について
さて、自分はニコニコ動画のプレミアム会員である。
月額525円という費用に対して、手に入れられることは、主に通信回線の別枠利用による、高画質での閲覧が可能となるということだ。それを目的に、月額525円を払っている。
さて、そのニコニコ動画のプレミアム会員が、そろそろ100万人を突破するらしい。
月額525円ということは、これにより月5.25億円の収入が入るということになり、同サービスの利益増大はますます進むと思われる。(ちなみに同サービスが黒字化したのは、本当にごく最近の話である。詳細は「ニコニコ動画が黒字化しました」(ニコニコ動画公式HP)
この動画などを見ても分かる通り、収益の多くはプレミアム会員増加による月額売上の増加であることは間違いない。
プレミアム会員の増加については、消費者たる我々は、一つ知っておくべきことがあるだろう。
それは凄く簡単なことで、プレミアム会員の特典という表現というか、それにごまかされてる感じがするかしないか、ということ。要は、考えというか概念的に「お金を払ってサービスが向上する」んではなくって、「お金を払って初めて本来のサービスが受けられる」ということ。525円払うことによって特別な回線を利用できるっていうのは事実かも知れないが、必ずしも「そのために特別な回線をいちいちひいてる」わけではないのだから、サービスが向上するっていうよりは「できる機能をふんだんに使える」という概念だということを忘れてはいけないと思う。
これは決してドワンゴさんのやり方がどうこうではない。(だってその証拠に僕はプレミアム会員ですから)昨今まで「フリー」の概念というのがあって、サービスの殆ど(95%とかだっけ?)を無料で提供することによって、人間の達成欲・完全欲を唆して、収益を上げていくというビジネスモデルが流行った。ニコニコ動画でもそういうところがあるんだと思うけれど、やはり「かゆいところにも手が届く」ための有料部分というモデル構築が、この「フリー」の重要なところなんだと思う。
昨今、iPhoneアプリ開発先にコンサルティングをしているが、無料サービスと有料サービスというところに消費者の目線が大変厳しい業界でもあるからして、やはりこういった「有料サービスのコンテンツ」が適正かどうか、という目線は、成功例を見習うべきだな、と思った次第である。
何が言いたいって?
100万人達成おめでとう!!ということだよ!!笑
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